7100形式'弁慶号'
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「弁慶号」は、1880(明治13)年にアメリカのH.K.ポーター社から輸入された7100形蒸気機関車です。義経号とともに、北海道で最初の鉄道である官営幌内鉄道を走り、北海道の鉄道黎明期を支えました。
官営幌内鉄道は、小樽の手宮と札幌を結ぶ区間から始まり、その後、幌内まで延伸されました。幌内炭山で採掘された石炭を港へ運ぶ重要な役割を担い、北海道の近代化を支えた鉄道でもあります。
弁慶号は、大きな煙突や前方のカウキャッチャー、大型の前照灯など、当時のアメリカ形蒸気機関車らしい姿を持っています。現在は、さいたま市の鉄道博物館に保存・展示されています。
父はこの弁慶号を10分の1スケールで模型として制作しました。機関車全体の姿だけでなく、車体の細かな部分まで丁寧に作り込み、実物の特徴をできるだけ模型の中に再現しています。
父はこの「弁慶号」の制作に、約5か月をかけました。
普段は模型を制作している途中の様子を写真に残すこともありますが、この作品については制作中の写真が残っていません。父に聞くと、制作している間は写真を撮っていなかったそうです。
細かな部分まで一つひとつ仕上げていくことに、それだけ集中して取り組んでいた作品だったのだと思います。
長い時間をかけて丁寧に作り上げた「弁慶号」は、父にとっても特に手応えのある作品となりました。
完成した「弁慶号」は、新聞でも紹介されました。
記事では、10分の1スケールで制作された蒸気機関車「弁慶号」と、約5か月にわたる制作について取り上げられています。
また、父がこの作品をこれまで制作してきた模型の中でも特によくできた作品だと感じていたことも紹介されています。
完成後は模型展にも出品され、作品を多くの人に見てもらう機会となりました。
作品写真
現地を訪ねて
埼玉県さいたま市大宮区